播磨 下土井城



ファイルNo3790


               岩盤堀切の一つ             

@ しもどいじょう 
  別名 下土居城 岡城  

A住所:相生市若狭野町下土井
B目標地点:
C形式:山城  D比高:90m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀
G時代/人物:期/氏
H満足度: 凸凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2022年01月

  

道案内     ←登り口

山陽自動車道の龍野西インタを下り、県道121号線を南に入ります。約1.2km先の信号で右折し国道2号線に入ります。約10km先、若狭野の信号で右折し県道449号線に入ります。約1.2km先、左手に矢野川中を越えると県道は大きく左カーブで約100m先で矢野川を渡ります。右手山の尾根上が城跡です。 約600m先左手がやや広いのでここに駐車し反対側の集落背後から登ります。

訪城備忘録

県道から山裾の集落側に入り、民家の間の細い路地を過ぎると山への道があります。元々は畑があったようです。ゲートを越え、シイタケ畑の横を登り、やや右手方向に登って行きます。尾根が近づくと道がはっきりしてきます。尾根まで登ると右手方向の尾根先端側に進みます。しばらく行くと突然岩盤を掘り込んだ堀切に至ります。ここの堀切は三重です。荒々しく、深い堀切です。両サイドの斜面へ竪堀が落ちています。この三重堀切を越えて尾根に上がると主要郭群です。削平はやや甘い感じもしますが尾根上に浅い堀切が二条あり、各郭を隔てています。尾根先端郭まで行くとその下にまた岩盤堀切(堀切と言うより横堀に見える)があります。この堀切の北側は竪堀が一条落ちています。堀切の真ん中に西側麓に向いて竪堀が落ちています。さらに堀切の南側が二股に分かれていて、その一方はさらに二重竪堀になってます。両端の岩盤の堀切と竪堀が圧巻の城跡でした。

どなたかが設置したか城跡案内
歴史

築城者、築城時期は不明ですが、岡氏の城と言われます。岡氏は宇喜多氏に従っており、関ケ原の戦いで宇喜多秀家が改易されると岡氏も没落したとされます。

西側の堀切      尾根上の堀切
県道駐車位置より城跡遠望
登り口       尾根手前
  
尾根上
最初の堀切を尾根上から
岩盤堀切
岩盤堀切
岩盤堀切
三重堀切を南側斜面より
三重堀切を南側斜面より
堀切を郭上から
尾根上郭       尾根上堀切@
尾根上郭
西端北側竪堀を上から
帯郭から北側竪堀を見る
西端堀切
西側に落ちる竪堀
南側に落ちる竪堀
竪堀
南側竪堀
分岐する竪堀
分岐する竪堀
二重竪堀
二重竪堀を横から

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