但馬 金蔵寺城



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                            南東尾根堀切と土橋

@ こんぞうじじょう 
  別名  

A住所:豊岡市但東町虫生〜口藤
    旧:出石郡但東町

B目標地点:安牟加神社(虫生神社バス停)
C形式:山城  D比高:260m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀・堀切・竪堀・畝状竪堀
G時代/人物:戦国期/金蔵寺
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  登城口から50分

J撮影・訪問時期:2017年10月

  

道案内 ←登り口   ←城跡

舞鶴若狭自動車道の福知山インタで下り、国道9号線を市内に向かいます。約15Km先、野花の信号で右折し国道426号線に入ります。約28km先、出合のT字信号で国道428号線に右折します。5km先左手に「亀ケ城」の大きな標識があります。そこからさらに約3.5km先、畑山橋南詰を直進し、150m先の後坪の信号を左折し県道2号線に入ります。約2.4km先、右に「金蔵寺跡入口」標識、左に地蔵のあるところを右折します。400m先のアスファルト道終点右手に駐車スペースがあり、ここより徒歩で向かいます。

訪城備忘録

但馬一の山岳寺院、城郭寺院のようです。相当の山中であり、道もはっきりしません。ひとりで行かれるのは避けた方がよろしいかと思います。林道入り口から直線的なダート道をどんどん登ります。2km先くらいかな比高で100mほど登ったところに石仏様があります。ここで左右に谷は分かれていて明瞭な道はここからはないです。右の谷に入ります。細い谷で沢のような感じです。道らしいものはないんですが、ここを1km先突き当たりまで行きます。ここから斜面をつづらで登り尾根に登ります。左手方向に進むと南西尾根の郭群です。大きな土塁のある郭などを越えると本堂下です。<写真での道案内を下段に作りました> この城郭寺院は寺があったところを中心に登り道の南西尾根、本堂の東から南東に広がる坊群、南東尾根部分、及び、本堂の北側上、山頂部分にある詰城に区域分けできます。登城道沿いの南西尾根には先端に現在は道になってる堀切があり、その上に大きな土塁を持つ郭があり、さらに2段の郭を越えると本堂です。本堂から東側、南東側にはいくつもの坊跡であろう平坦地があります。坊跡の南側の尾根には5つの堀切が切られた細尾根があり、その内二つには土橋が架かってました。南尾根からの侵入者に対応しています。北側の詰城は本堂との比高が30mほどある感じです。本堂東側の切通のところから北に向かって登ります。詰城領域手前で堀切があります。詰城は山頂部に3つの郭があり、その3つを取り囲むように帯郭が周囲を巡ってます。3つの郭の真ん中の郭には白山神社があったようですが、今は倒壊して社殿の木材が散乱しているという感じです。詰城の南斜面と北西斜面にはやや薄いですが畝状竪堀があります。詰城北東端には土塁があり、この下に二重の堀切があります。さらに、北西の畝状竪堀の下(比高で30mくらい下)の尾根に小さな堀切と土橋がありました。 大変城域の広い城郭寺院であり、詰め城の畝状竪堀、南東尾根の連続堀切は、城郭化したというのがよく痕跡が残ってます。ただ、近くの亀ケ城、あるいは、楽々前城の方が遺構としてはいいですね。

県道の入り口標識
歴史

金蔵寺は弘仁年間(810〜818年)に空海が開いたとされるそうです。史料には、戦国期<大永八年(1528年)、金蔵寺僧兵が所領の争いで雲厳寺を攻撃したと伝わります。金蔵寺が衰退したのは古文書では、永禄十一年(1568年)、織田信長方の森成利(蘭丸)に焼き討ちされてとされるようですが、蘭丸は永禄八年(1565年)生まれとされますので年齢的に無理であり、この時期に織田氏はまだ但馬まで侵攻していないため、間違いであろうとされていて、天正八年(1580年)、羽柴秀長の第二次但馬侵攻の際であろうとされます。

詰城南の堀切           南東尾根南端(五番目)の堀切
南東尾根遺構 
本堂地区から南東側
南東側平坦地
南東尾根根元
南東尾根最初の堀切
南東尾根二番目の片堀切      三番目の堀切と土橋
南東尾根四番目の堀切と土橋
詰城
畝状竪堀の40m下尾根の堀切と土橋
詰城の西斜面支尾根途中から
畝状竪堀を真下から
畝状竪堀を斜め下から
詰城北東下堀切(上から)
詰城北東側下堀切と郭端土塁
白山神社跡    詰城帯郭
詰城領域南側堀切
 
本堂東の切通
仏塔
本堂
本堂の池          本堂東側斜面(郭)
本堂西側
本堂南側石積み
南西尾根の郭       南西尾根の郭の土塁
道案内
県道入口         徒歩開始場所
徒歩林道の途中         石仏(分岐点)
石仏から右に入って谷筋を進む
谷筋最後付近        谷筋から尾根への斜面
尾根斜面         尾根道

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