淡路 炬口城



ファイルNo3168

大きな単郭で高土塁が巡り、両端の堀切も明瞭な城館

               主郭西側の土塁 

@ たけのくちじょう 
  別名 

A住所:洲本市炬口
B目標地点:炬口八幡神社
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁・標識
G時代/人物:戦国期/安宅氏
H満足度: 凸凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  炬口八幡神社から15分

J撮影・訪問時期:2016年10月

  
道案内 ←城跡     ←登り口

神戸淡路鳴門道の洲本インタで下り、国道28号線に入ります。約5km先の青雲橋で国道は右折です。川沿いを1km進み左折します。<塩屋の信号の200m手前です。(洲本城は右折し県道76号線に入ります。)> 300m先で小さな橋を渡って、川沿いに右折し進みます。400m先を左折した先が炬口八幡神社です。本殿左手に登り口があります。 (なお、塩屋の信号を直進し、800m先、炬口北の信号を越え、50m先左手に小さな神社で戎神社があり、この神社の先の路地を右折していくと別の登り口がありますが、ただ、道が狭く、周囲に車の止めるところもありません。)
 
訪城備忘録

以前、台風で遊歩道で破壊されていたようですが、修復されています。わりと新しい木の階段が続いています。途中一箇所標識もあり、迷う事はないです。 尾根まで登ると、市街地とその先に洲本城の模擬天守が遠望でき、海側には紀伊半島が見えます。城跡入口にも標識があります。城跡は基本的には大きな単郭の城のようですが、東西の堀切の外側に平坦地あり、二の郭、三の郭が存在している感じです。主郭内は東側に上段の郭、南・西・東の土塁・切岸周囲に犬走りのような帯状の平坦地が巡り、中心部は一段掘り込んだ感じで、全部で三段になっているように見えます。南、西と北の一部の三方は分厚い土塁が巡ります。東側の上段の郭の東側にも土塁で囲まれています。東西土塁の外側には深く、明瞭な堀切が残ります。西側の堀切は北側へ竪堀として落ちているようです。北側は土塁が1/3まであり、その北側斜面には2条の連続竪堀があります。さらに土塁の無い部分には郭内から北側斜面に竪土塁のように土塁があります。これは遺構だろうか?かわった地形です。東側の堀切も明瞭な地形が残ります。この城、これはおいしいものを見たという感じの城跡ですね。

城跡入口の標識
歴史

永正二年(1505年)、安宅秀興が築いたとされます。秀興後、吉安、秀益と続き、細川氏を滅ぼした三好氏に従いましたが、大永八年(1528年)、三好元長の時に、秀益は叛旗を翻しましたが、三好氏の在地勢に攻められ落城しました。その後、由良城の安宅氏本家の安宅冬康(元長の子)の支城として機能したようですが、天正九年(1581年)の羽柴秀吉の淡路、四国攻めで由良城とともに落城したとされます。

主郭虎口     主郭東側堀切
城跡尾根から反対側の洲本城を見る
炬口港と紀伊半島遠望
炬口八幡神社      炬口八幡神社の登り口
  
主郭虎口(内側から)     主郭内
主郭内と西側土塁
西側堀切
手前・西側堀切、向こう・帯郭?
北側斜面連続竪堀      北側へ落ちる竪土塁?
南土塁上から主郭
上の段への虎口   上段との切岸
上の段への虎口と土塁(上の段から)
上の段の土塁と郭
上の段から主郭虎口
東側堀切
洲本城を遠望

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