播磨 法界寺山ノ上付城
+朝日ケ丘多重土塁



ファイルNo3165


                            主郭虎口

@ ほうかいじやまのうえつけじろ 
  別名  

A住所:三木市東這田〜別所町高木
    〜別所町朝日ケ丘

B目標地点:法界寺
C形式:丘城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・堀・説明板
G時代/人物:戦国期/宮部氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2016年10月

  
道案内 

山陽自動車道三木小野インタを下り、国道175号線を南下します。 約2.5km先の側道を下り、朝日ヶ丘団地入口の信号を左折し、県道20号線に入ります。約800m先、東這田の信号を斜め左、県道513号線に入ります。150m先左が法界寺です。法界寺の裏手に行くと説明板があり、ここから登ります。

訪城備忘録

頂部に主郭、副郭が並んで、その主郭虎口側に馬出し、それを構成する土塁、横堀、及び付属する郭が残ります。主郭も副郭も土塁が巡り、主郭と副郭の間に横堀があります。登り口から主郭までの間の斜面に小郭が多数ありますが、雑木林でよくわからんというのが感想です。主郭虎口は登り口とは反対側にあります。主郭内も雑木林で見通しは悪いですが土塁が巡ります。主郭前にL字土塁と前面に横堀が入り、馬出を構成し、その外側に付属の郭があります。副郭は主郭とは反対側に虎口があります。土塁がsるのはわかりますがここも雑木林で見通しは悪いです。主郭虎口馬出から遊歩道を進むと展望台を通り、さらに行くと朝日ヶ丘土塁が長く続きます。住宅団地そばまで行くとやや整備された土塁が残ります。

登り口説明板
歴史

天正六年(1578年)、三木城の別所長治が織田氏を離反し毛利氏に付いたため、これを攻略するための30余りの付城群のひとつとして築かれました。天正八年(1580年)、世に言う三木城干殺しで別所長治が切腹し三木城が落城まで続いました。守将としては宮部継潤と言われてます。


主郭前馬出し堀          副郭
現地説明板より
  
        切岸          主郭と副郭の間の堀
主郭        馬出し・土橋
横堀
副郭前面
朝日ケ丘多重土塁
山中の朝日ヶ丘土塁
団地そばの整備された朝日ヶ丘土塁

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