丹波/ 吹城



ファイルNo3097


                            大堀切

@ ふきじょう 
  別名  

A住所:篠山市東吹
B目標地点:
C形式:山城  D比高:120m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀
G時代/人物:戦国期/井関氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2016年03月

  
道案内 ←登り口    ←城跡

舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口インタで下り、県道299号線に左折し篠山市中心部に進みます。約1km先の東吹の信号で直進し県道306号線に入ります。約1.2km先で左折します。200m先で道はT字でここを左折します。100m先正面が池形のゴルフ練習場でフェンス沿いに右手を進みます。400m先くらいでく車はそれより進めません。ここから登ります。

訪城記録

。車は県道近くに置いてここまで歩くが無難でしょう。山に入るとしばらくすると大きな堀切のような切り通しの箇所に至ります。ここの左手を登って行きます。尾根筋をしばらく歩くと水道施設のある東の郭の下の堀切に至ります。 朽ち落ちた木の階段を登ると東の郭で、大きなコンクルートの貯水槽のような構造物に占拠されています。その南西端から降りて行くと大きな堀切があります。北へ落ちる竪堀のサイドに郭かな?やや平坦地があります。堀切を過ぎて登ると主郭です。主郭西下にさらに郭があり、その西下には三日月状に空堀があり、端は竪堀に落ちています。 主郭前はL字に加工された虎口にも見え、主郭北側腰郭には仕切り堀切のようにくぼ地が郭を遮断しています。この辺はどこまで遺構なのか判別はつきにくい感じです。主郭には「東城山」のプレートが二枚かけられていますが、この城は西城山に所在します。なぜ「東城山」?

切り通し
歴史

築城時期は不明です。波多野氏の家臣の井関氏が入った城ですので、応仁の乱の後に築城されたものではないかと思われます。天正六年(1578年)の明智光秀の丹波攻略の際に落城しています。


大堀切                       西郭下の堀
主郭の虎口的箇所
  
東郭下堀切                        大堀切の竪堀
大堀切
大堀切の先 
主郭前の堀切上のくぼ地                  なぜか東城山の標識
西郭                          西郭と主郭の岩盤の切岸

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