丹波 細工所城



ファイルNo2895

丹波鬼の城

             堀切と土橋

@ さいくじょじょう 
  別名 荒木城・井串城 

A住所:篠山市細工所
B目標地点:
C形式:山城  D比高:170m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀・碑
G時代/人物:期/氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2014年07月

  

道案内 

京都縦貫自動車道の亀山インタで下り、国道372号線を湯の花温泉経由で進みインタから約25Km先、国道372号線と県道54号線との合流地点からさらに国道372号線を約10km進んだ安田西の信号で右折し国道172号線に入ります。200m先の小野新の信号を直進します。小野新の信号から国道172号線を約5km先、丹波細工所の信号を右折します。200m先のT字を右折し300m先の路地へ左折しますが、この先は道も狭いため、車の場合はこの辺に駐車して行った方が無難です。左折の所に「細工所城」の小さな碑があります。集落内の400m先左手の倉庫のような民家横から山に入ります。

訪城備忘録

登城口から登ってすぐ、広い平坦地と現在は祠のある土塁、背後に明瞭な堀切がある箇所に出ます。ここは平時の居館跡のようです。堀切の端から山を登って行きます。最後はロープも設置してあるような急坂です。これを登りきると、南の段郭群の最上段に至ります。さらにスロープ状の坂を登ると主要部に入る平虎口です。平虎口を抜け、右手に進みます。左手には削平地(二の郭)があります。この削平地を横に見ながら進むと主郭の虎口です。削平地と主郭の間に竪堀状の堀が有、主郭側は土塁になってます。主郭内はけっこう草木が多いです。但し、東側は広場のように草木は無いです。主郭の左側に低い段差で段郭が二段あります。先端の南側から下りて行くと明瞭な堀切と竪堀・土橋が残ります。堀切を越えて先には出郭のような郭があります。主郭へ戻って、主郭の北側に二段の段郭があるようですが、見なかったです。先ほどの削平地(二の郭)の北西側から尾根が伸びています。この尾根がなかなかいいです。明瞭な堀切を越え、一騎駈けの尾根越えるとピークになって土塁を伴う郭があります。なかなか遺構はよく残る城跡です。

2015年、地元の方が再整備を開始され、「荒木城」としての標識などを設置されたようです。

集落入口の城址碑
歴史

築城時期ははっきりしないものの、天文年間末期(1550年頃)に荒木氏綱が築城したともされます。氏綱は八上城の波多野秀治に属し、「丹波鬼」よ呼ばれた猛将だったようです。しかし、天正五年(1577年)、明智光秀に攻められ落城し、降伏しました。氏綱は隠居し子の氏清が光秀に仕えたようですが、天正十年(1582年)、本能寺の変後の山崎の戦で氏清は討死し、赤木氏は没落したようです。

居館跡背後の堀切と土塁        北西の尾根の堀切
  
南段郭群からの主郭へのスロープ        主要部への平虎口
   主郭          主郭から東の段郭を見る
東郭の南下堀切と土橋・竪堀
北西の尾根の堀切
一騎駈けの尾根       北西端尾根の郭と土塁
集落より城跡遠望         登城口

近くの城・関連の城:籾井城 貝田城 八上城