| 出雲 | 松江城 |  |
| 出雲 | 松江城 | |
| ﾌｧｲﾙＮｏ３１４９ |
五番目の国宝現存天守
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① まつえじょう |
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道案内  |
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山陰自動車道東出雲インターから松江道路から国道４３２号線を進み、あるいは、国道９号線で相生町の信号から県道２１号線に入ります。 約６００ｍ先で新大橋を渡ります。新大橋から約６００ｍ先、米子町の信号で左折、県道２６０号線（大手通り）に入ります。８００ｍ先が大手門です。 |
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| 訪城備忘録 | ||||
現存天守１２城の内、１１城目に訪城しました。 ２０１５年、５番目の国宝となった現存天守です。 まだ戦国の匂いの残る黒い天守です。実物は思った以上に大きな天守だなというのが印象でした。我地元、彦根城のような戦術的な防御（堀切、登り石垣・竪堀）は無い感じです。幅のある水堀と高い石垣が城全体を守っているという感じです。 大手門駐車場から入ると、まずは大手門前の馬溜と呼ばれる外郭に入ります。大手門の両サイドの石垣ががっちりしています。入ると正面に広い空間がありますが二の丸下ノ段です。天守には左折し石段を登ります。この坂は本坂と言われ、太鼓櫓の下を進むと三の門です。三の門の北側、本丸下（武具櫓、祈祷櫓の下）から天守を見上げるのもなかなかいいですね。三の門から左手を進み、二の門で右折し石段を登り、正面の多聞櫓の所で左折すると一の門でここを抜けると本丸に入り、右手東側に天守があります。 本丸は六つの櫓が建っていたとの事ですが、現在は復元多聞櫓以外はありません。天守はどっしりした黒の天守です。天守は、四重五階（地下一階）で、下見板張りの黒い天守は戦国の名残ですね。最上階は望楼型で、入母屋の三層中央に華頭窓があるなど、華やかではないですが、意匠にこだわってる感じです。本丸を北側の北の門の抜けて下に下りると水の手門です。三回（四回？）の折れがある厳重な構造です。ここら辺に戦国の名残を感じます。 主要部の周囲を内堀が巡ります。堀端には武家屋敷や小泉八雲の旧宅などが残ってます。 二の丸上ノ段には明治に建てられた興雲閣という洋館があります。明治天皇をお迎えするためもあり建てられたようですが、行幸は中止となり、のちに大正天皇が皇太子時代にお泊りになったようです。 ２０２４年10月、再訪しました。前回は台風の雨模様でしたが今回は快晴でした。天守が美しいです。 |
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この地には鎌倉期より末次城（末次土居）があったとされます。末次氏は宇多源氏の流れ、佐々木氏の流れのようです。山名氏、尼子氏などに従っていたようですが、戦国前期に毛利氏に攻められ落城したようです。 慶長五年（１６００年）、関ヶ原の戦い後、月山冨田城に堀尾吉晴、子の忠氏が２４万石で入封しました。慶長十二年（１６０７年）、亀田山（末次城）に築城を開始し、慶長十六年（１６１１年）に完成しました。寛永十年（１６３３年）、堀尾忠晴が死去、堀尾家は無嗣断絶となりました。代わって、寛永十一年（１６３４年）、京極忠高が入封、さらに、寛永十五年（１６３８年）、松平直政（結城秀康の三男）が信州松本より１８万６千石で入封し、松平氏は明治維新まで続きました。 |
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天守から大手門まで  |
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| 内堀周囲 |
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| 天守内部 |
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| 興雲閣 |
明治３６年（１９０３年）に建てられた洋館です。 |
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