安芸 駿河丸城



ファイルNo3506

吉川氏初期本城

             主郭と二の郭の間の堀             

① するがまるじょう 
  別名 間所城 平家丸城 

②住所:山県郡北広島町大朝
    旧:山県郡大朝町

③目標地点:
④形式:丘城  ⑤比高:30m 
⑥現況:山林

⑦遺構等:郭・堀・竪堀・土塁・説明板
⑧時代/人物:鎌倉期/吉川氏
⑨満足度: 凸凸
⑩最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  8分

⑪撮影・訪問時期:2018年12月

  

道案内 ←登城口

浜田自動車道の大朝インタを下り、大朝インター前の信号を左折して県道5号繊に入ります。約4.2km先で右折します。約200m先を左折し、さらに約120m先を右折します。約300m先のT字を左折した先すぐのT字の左手に説明板があり、この前を約100mほど進み右手に登り再度左手に進んでから右折して坂を登ると城域端に至ります。

訪城備忘録

城域端から奥へ横堀状に長くの延びています。右手上が主郭・副郭で左手上が二の郭です。主郭手前南側に帯郭があります。(横堀から竪堀状に麓へ落ちている堀のように見えます。)主郭側に登ると主郭から一段下がったところに副郭があり、西から南に土塁が巡っているように見えます。主郭は西から北側に土塁が巡り北側は櫓台のような盛り上がりがあります。主郭と二の郭の東側から北側にはまた横堀があり、二の丸を回り込むと北側に大きな堀切になる窪地が続いています。ただ、これら堀状は今は道のようになってます。北東に横たわる堀の北側にも郭があり土塁もありました。主郭と二の郭は堀を巡らせて独立した郭になっているようです。古くて小さな城ですが良く遺構は残っているんじゃないでしょうか。

登城口説明板
歴史

正和二年(1313年)、吉川経高が駿河国(静岡市清水区)から移り築城したとされます。南北朝期に経見が小倉山城を築き本拠を移しました。

主郭北側堀状    二の郭西側堀
現地説明板より
  
二の郭南側切岸
主郭南側堀状      主郭側副郭虎口
左手二の郭/右手主郭の間の堀
主郭
主郭北側
二の郭北側郭
主郭北側堀状

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