武蔵 渋谷城



ファイルNo2443

矢穴のある石が城石として置いてある

        城石    

@ しぶやじょう 
  別名 

A住所:渋谷区渋谷3丁目
B目標地点:金王八幡宮
C形式:平山城  D比高:10m 
E現況:神社・宅地

F遺構等:城石・類似説明板
G時代/人物:平安期/河崎氏(渋谷氏)
H満足度:
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  渋谷駅から10分

J撮影・訪問時期:2010年04月

  

道案内 

渋谷駅から青山学院大学、実践女子大学方向に歩いて行きます。国道246号線(玉川通り)を歩道橋で渡り、渋谷警察署の前を通ってすぐの路地を右折し、100m先を左折、200m先の左手高台が金王八幡宮です。車では、東名高速から首都高速に入り、渋谷アンプで下りるとすぐに国道246号線の渋谷二丁目の信号です。これを右折し、200m先の金王神社前の信号を右折した先が神社です。この辺一方通行も多いので注意です。
 
訪城備忘録

いくつもある関東台地の先端部のひとつに城跡はあります。渋谷駅が谷の底の位置にあり、東に宮益坂、西に道玄坂になっていて、この宮益坂の南側、国道246号線、首都高速の南側にある金王八幡宮が城域です。ここに立つと、なるほど高台とは実感しますが、今は周囲のビルに囲まれてしまっています。城の遺構として、唯一城石と称される大石が神社本殿横に置かれています。確かに矢穴の跡があるな。ちょうど倉庫が開かれ鎌倉期の神輿などが公開されていたけど、ここのものは小説「天地明察」に出てくるとか・・・。

神社説明板
歴史

平安末期に河崎基家または子の重家が館を築いたとされます。重家より渋谷氏を名乗ったようです。重家は相模の渋谷荘とこの周辺を領して、渋谷城は次男の金王丸が継いだようです。その後、渋谷城は戦国まで存続しますが、大永四年(1524年)に北条氏綱の軍に攻められ落城したとされます。
    金王八幡宮      神社の神輿(鎌倉期作) 
  

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