相模 湯坂城



ファイルNo2585

                            

@ ゆさかじょう 
  別名 

A住所:足柄下郡箱根町湯本
B目標地点:
C形式:山城  D比高:170m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・竪堀・説明板
G時代/人物:室町期/大森氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  登城口から25分

J撮影・訪問時期:2010年12月

  

道案内 ←登り口

国道1号線を小田原厚木道路の箱根口インタから 4.2km先が箱根湯本駅、その先、600mが早川の旭橋です。この100m先左手に登り口があります。車は箱根湯本付近に停めるか、登城道より箱根寄り、洞門を越えたバス停何台か停められる空き地がありました。
 
訪城備忘録

箱根湯本駅から早川の橋を越えた先、日帰り温泉(昔はちゃんとした旅館だったようで、湯本最古の温泉らしい)の脇、山の先端にある坂道(湯坂道の案内有り)から登ります。山道は崩れているところもありますが基本は石畳の山道です。尾根まで登ると小さな平坦地があります。ここも城域なのかな?ここからもう少し進むと主郭ですが、その手前に虎口っぽいところがあり、その手前の両サイドの茂みを見ると堀切(というより竪堀)があります。その先に尾根をさえぎるように土塁が横たわっています。土塁を越えると細長い平坦地です。左手には土塁が確認でき、右手は急斜面です。尾根を進むと薄い堀切かなと思う箇所を越えて道は坂を登ります。城域はこの辺で終わりのようです。湯坂道が城域の真ん中を通っているので、遺構なのか、道を通した際のものか判断は付きにくい感じです。

歴史

応永二十四年(1417年)に大森氏が相模に進出し、小田原城を築いており、この頃以降に湯坂城も築かれたと思われます。明応四年(1495年)<明応五年以降という説もあるようです>に、伊勢新九郎盛時(宗瑞)<=北条早雲>が、大森藤頼を追い、この城も後北条氏の支配下となりました。天正十八年(1590年)の豊臣秀吉の小田原城攻めの際に落城したと考えられます。

主郭手前土塁       土塁
中腹の平坦地
主郭手前竪堀       主郭手前虎口?
主郭後方平坦地 
  
  登城口        登城道(湯坂道)

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