相模 小松城



ファイルNo2533

        主郭の土塁    

@ こまつじょう 
  別名 

A住所:相模原市緑区川尻
    旧:津久井郡津久井町

B目標地点:宝泉寺
C形式:山城  D比高:30m 
E現況:山林・寺

F遺構等:郭・堀切・竪堀・土塁・碑・説明板
G時代/人物:室町期/永井氏
H満足度: 凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  10分
J撮影・訪問時期:2010年09月

  

道案内 

津久井湖から国道413号線から北に進み川尻の信号を左折し県道48号線に入り城山湖方向に進みます。約2km先の小松の信号で左折します。約1km先が右手が宝泉寺で、その裏山が城跡です。

訪城備忘録

本殿を正面に左手の墓地から山への階段が続いています。尾根まで登り300mも進むと祠があり、ここが主郭のようです。祠の背後の大土塁が残りますが、櫓台のようです。ここからさらに北側の尾根に堀切が三条あるようですが立ち入り禁止でした。大土塁の裏手へ下りますと説明板が設置してあり、説明板のところは不完全ですが堀切、それに続く竪堀が残り、近くにもう一条堀切が残ります。登ってきた西の尾根も城域ですが、郭跡かなと思う平坦地がありますが明瞭な城郭遺構は確認できません。

城址碑
歴史

築城時期は定かではないようですが、鎌倉後期から室町初期に築城されたようで、城主として永井膳大夫の名が史料あるようで、片倉城(八王子市)の支城であったと伝わります。その後の城史も分かっていないようです。

竪堀       堀切
現地説明板より       説明板と主郭切岸
尾根からの眺望       寺の本堂と城跡の尾根
  
主郭の大土塁       堀切  

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