道案内 |
東北自動車道の宇都宮インタを下り、国道119号線を宇都宮市内に進みます。1.8km先、宇都宮IC入口の信号で宇都宮北道路(国道119号線バイパス)に入ります。6km先の信号で左折します。9km先、平出工業団地の信号を直進して国道4号線に入ります。5km先、平出の信号で左折し県道64号線に入ります。4.3km先の道場宿の信号で右折し国道408号線に入ります。(道場宿の信号手前で鬼怒川を渡りますが、右手の方に突き出た台地が見え、これが飛山城です。) 2.8km先の信号で右折し、すぐをまた右折し、後は案内板に従い、1km先のとびやま歴史体験館まで行きます。
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訪城備忘録 |
体験館の駐車場前には大きな土塁と空堀が横たわります。復元されているため少々綺麗過ぎる感はあります。案内板に従い、中に進むと、わりと現状のままの感じの空堀を越え、二の郭相当の郭には発掘調査に基づいた掘立柱建物が復元されています。その先が主郭で、二の郭と主郭の間も綺麗に復元整備されています。主郭は北側に古い時代の空堀が現状のまま残されています。郭は大きく、台城の見本のような城ですが、やはり綺麗過ぎて・・・。なお、体験館で下野の城郭の小冊子4種類が安く手に入ります。参考にはなるんでお勧めです。
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永仁年間(1293〜98年)に芳賀高俊によって築かれたとされます。芳賀氏は主君宇都宮氏に従い、南北朝では、宇都宮氏綱、芳賀高名は北朝方として戦います。暦応四年(1341年)には南朝方の春日顕国によって攻められて飛山城は落城しますが、康永年間(1342〜45年)頃、芳賀氏が奪還しています。応仁の乱頃からは真岡城の支城となっていたようですが、天正十八年(1590年)には豊臣秀吉の命により破城されたようです。宇都宮氏、芳賀氏は慶長二年(1597年)に改易になっています。
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