常陸 瓜連城



ファイルNo2484

        空堀  

@ うりづらじょう 
  別名 

A住所:那珂市瓜連
    旧:那珂郡瓜連町

B目標地点:常福寺
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:寺・宅地・山林

F遺構等:郭・土塁・堀・説明板・碑
G時代/人物:南北朝期/楠木氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  常福寺山門から5分
J撮影・訪問時期:2010年07月

  

道案内 

常磐自動車道の那珂インタで下り、県道65号線をひたちなか方面に進みます。1km先の下新田の信号で右折し国道118号線に入ります。10km先、静入口の信号を右折し県道61号線に入ります。750m先の北瓜連の信号を越え、道なりに600m先左手が常福寺です。
 
訪城備忘録

常福寺が主郭であったようです。1年ほどの城のわりには幼稚園の裏手の林には郭跡土塁が残り、幼稚園の西側には深い空堀が200mほど残っていました。寺の裏手の丘陵端斜面に一段下が帯郭状であり、さらに竪堀風の地形にはなってます。

山門と城址碑
歴史

延元元年(1336年)、南北朝争乱のさなかに、南朝方の楠木正成一族の楠正家がこの地によって約一年間、北朝方の佐竹氏と戦いました。正家は同年十二月、佐竹勢に包囲され、那賀城主 那珂五郎通辰の援護のもとに応戦しましたが、佐竹義篤に破れ、廃城となりました。<現地案内板より>
   土塁         郭を土塁の上から
現地説明板より
  
 空堀       郭と土塁

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