道案内 ←林道の登り口 ←城跡 |
関越自動車道の花園インタを下り、国道140号線(彩甲斐街道)を寄居・秩父方面に進みます。7.5km先、県道30号線との合流の末野陸橋の信号を越えて500m先の信号を右折し、県道349号線に入ります。1.5km先のT字を右折し円良田湖に進みます。円良田湖を過ぎると右手ゴルフ場、左手円良田の集落の直線道を進みます。道が右カーブの手前で右折し林道に入ります。尾根まで登りきると右手に東屋のある小公園があり、これを越えて500mほど進んだ左手に車1台ほどの空き地のある登り口があります。10mほど登るとハイキング道があり、左手方向に登ります。
(円良田集落からも道があります。城跡まで3.3kmと書いてありました)
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訪城備忘録 |
ハイキング道には板碑がふたつあります。ここから急な斜面を30mほど登ります。しばらく平坦地を進みますが、その後、大きなピークがあり、これを越えて次のピークが城跡です。主郭手前に明瞭な二重堀切があります。また、円良田集落からの道側の尾根にも二重の堀切があります。後は西側に腰郭、その下に竪堀かもしれない形状が認められます。北側と南側は急峻な斜面で遺構はないようです。主郭には土塁などはなく、眺望がよくて街道を見張るには絶好な位置です。城跡は小さいですが、ふたつの二重堀切は見ごたえがあります。
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主郭の標識
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築城時期、築城者は定かではないようです。北条氏那の家臣の猪俣範綱という説もあるようです。
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