甲斐/ 真篠城



ファイルNo1436

無名ながら技巧的な城

           畝状竪堀

@ ましのじょう 
  別名 

A住所:南巨摩郡南部町福士・椿根
    旧:南巨摩郡富沢町

B目標地点:
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・畝状竪堀・虎口・土塁・説明板
G時代/人物:戦国期/原氏
H満足度: 凸凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2006年03月

  

道案内 ←登城口

知人に連れていっていただいたんで道がはっきりわかりません^^;; 東名高速道清水インタを下り、国道1号線を東京方面に進みます。6km先の興津中町の信号で国道52号線に入ります。30km先、「南部町役場・道の駅とみざわ」地点から1.4km先の富栄橋の信号で左折し、すぐに右折します。道なりに600m先で右手方向に少し進んだところに説明板があります。
 
訪城備忘録

ここの城などを見ていると、この城ほど大きくない城でも普段自分が見ている城跡にしてもいかに中心部しか見ていない(残っていない)と思わざるをえません。山全体が城という感じの城です。遺構としても 主郭下の二の郭からスロープ状で登り升形の虎口郭を抜けて入る主郭、切岸・堀切も今も使用できそうな感じの鋭さです。最大に特異は串のような同方向に設置された畝状竪堀です。一箇所のみまるでスベリ台が並ぶ如くの竪堀です。この城は郭も広く遠征軍の駐屯地としても使えそうです。武田氏時代だけでなく、武田滅亡以降も徳川、北条いずれかに使用されたと考えるが妥当な感じはします。

虎口スロープ
歴史

天文から永禄年間(天文:1532〜54年・弘治:55〜57年・永禄:58〜69年)に武田信玄の命で築城された城とされます。原大隈守が在城したとされます。 <現地案内板より>

   堀切         主郭虎口郭土塁
主郭土塁    主郭虎口
石積み?    主郭下の郭
特異な畝状竪堀
  
現地案内板より
写真をクリックすると拡大になります

近くの城・関連の城: