摂津 / 余野本城



ファイルNo1829


                            

@ よのほんじょう 
  別名 余野古城・水牢城 

A住所:豊能郡豊能町余野
B目標地点:旧城山高
C形式:山城  D比高:60m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・堀切・土塁
G時代/人物:平安末期〜/余野氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2008年01月

  

道案内 

京都縦貫道の亀岡インタを下り、国道423号線を能瀬方面に進みます。13km先が妙見口の信号です。ここを直進、1.5km先、余野川の反対側の左手段丘の上に城山高校(2008年閉校)が見えます。この旧城山高校の場所は余野城跡です。高校を過ぎると切畑口の信号でここを右折します。余野川を渡ってまたすぐ右折し山すそを進みます。大きな民家が左にあって、これを過ぎると谷が狭くなります。(駐車のスペースが無くなります。)この奥200m先に資材置き場があり、この右手の丘陵の奥まったピークが城跡です。

訪城コメント

谷間の道の一番奥の資材置き場から右手の丘陵に登ります。資材置き場手前の休田地から山に取り付けました。(または、丘陵の先端から山の斜面に道が付いていますのでここを歩いてくればいいのですが、柵があって先端からは入れませんでした。) 登ってすぐに斜面に沿って谷の奥に行ける小道が付いているのですが、わかりにくい道です。丘陵の尾根まで登り、尾根沿いに奥に入って行き、300mくらい先のピークが城跡です。あるいは、先ほどの小道を300mほど進むと右手に登るようになっていて井戸を越えて主郭に至ります。さて城跡ですが、ものすごい広い郭があります。西側中央に虎口があって、このラインで南北に郭を分けられます。南の郭中央には櫓台と思われるコブ状のピークがあります。北側の郭の西側から北側へ低い土塁が巡っています。北側の下りると半周程度横堀が巡っていて外周は土塁が巡っています。土塁の外側が斜面で、この横堀ですが、形状は堀ですが帯郭と言ったほうがいいのかなと思います。(あるいは掘底道) 主郭の西側虎口を下りていくと石組の井戸があり、この西側斜面は畝状に竪堀があるようです。基本的には大きな単郭の城のようです。但し、相当に広い郭で、南側の櫓台も郭の端にあるのではなく、南側の中央に近いところに独立した形で構築されていて、主郭下を巡る横堀状についても年代的に少し進んでいる感じがします。古い城をある時期に改修したんでしょうかね。

城跡遠望(奥が城跡)
歴史

平安末期の文治年間(1185−90年)に能勢氏一族が築城し、余野氏を名乗ったようです。その後ははっきりしませんが、明応二年(1493年)に余野山城守頼幸が余野城(現:城山高校敷地)を築城するまで続いたと考えられます。


   櫓台                      主郭の虎口と土塁

     主郭                   主郭北側下の横堀状の帯郭

  

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