武蔵 / 小机城



ファイルNo1843

  空堀

@ こつくえじょう 
  別名 

A住所:横浜市港北区小机
B目標地点:小机市民の森
C形式:丘城  D比高:40m 
E現況:公園・山林

F遺構等:郭・堀・土塁・説明板
G時代/人物:室町期/上杉氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  小机駅から20分

J撮影・訪問時期:2008年03月 他

  

道案内  ←登城口

第三京浜港北インタで下り、新横浜公園・新横浜駅方面に向かいます。第三京浜のガードから500m先で右折し、右手丘陵が城跡です。横浜線の小机駅から線路沿いを500m歩き、踏み切りのところで右折し、50m先で左折、350m先住宅街の先端、第三京浜のガ−ドの手前右手を登ると登城口があります。
 
訪城備忘録

現在は市民の森となっています。主郭はグランドになっていたりで若干破壊はありますが、主郭・二の郭を巡る屈曲した深い空堀が関東らしいと感じる城跡です。

伝二の郭櫓台
歴史

築城時期は定かではないようです。永亨十年(1438年)頃に関東管領上杉氏によって築城されたとも伝わります。文明十年(1478年)に豊嶋氏が立て篭もり、太田道灌が攻撃し、落城したという記録があります。一時廃城になっていましたが、北条氏綱が修復し、家臣の笠原信為が守将として在城しました。その後、北条氏秀、氏堯(氏政の弟)が城主と替わった後、天正十八年(1590年)の小田原城落城の時にこの城も落城、徳川家康が移封の際に廃城となったとされます。

深い空堀
  

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