豊前/ 神楽城



ファイルNo2014

宇都宮氏の前期本城

        城跡遠景   

@ かぐらじょう 
  別名 

A住所:京都郡みやこ町犀川木井馬場〜高屋
    旧:京都郡犀川町

B目標地点:木井神社
C形式:山城  D比高:250m 
E現況:山林

F遺構等:(郭・土塁・堀切・畝状竪堀)
G時代/人物:鎌倉期/宇都宮氏
H満足度: 途中断念
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  −−分

J撮影・訪問時期:2008年04月

  

道案内 

行橋方面より国道10号線来ると、徳永の信号で右折し、県道56号線に入ります。2Km先の八景山の信号で左折して国道496号線に入り、11km先、犀川大橋を渡った先、城井郵便局そばでいったん右折して県道296号線側に向かい、すぐの祓川手前で左折し川沿いの道(国道496号線旧道)を進み、250m先で右折したところが木井神社鳥居です。木井神社まで250m先、神社より城跡に登れます。 神社手前は急坂で道も狭いため乗用車では苦しい感じです。鳥居付近に駐車が無難のようです。
 
訪城備忘録

木井神社の鳥居横に薄れて読み取りにくい説明板がありました。神社下まで行ってみましたが、道が急坂で、乗用車ではきつそうでした。結局、時間が無くて登りませんでした。城址は山頂部の大きな楕円状の城地に主郭と二の郭のピーク及び主郭の西にもピークがあって、各ピークの間は堀切で隔てられ、三つのピークを含む城地の南側から西側と一部北側まで畝状竪堀が巡るようです。また、木井神社の地点からもう少し南側の山すそ(川原地区)に、居館跡・大手道の石積み、石積みの井戸などが残っているようです。

神社鳥居横説明板
歴史

伝承では平安期に宇佐宮宮司の城であり、平家方であったと伝わります。文治二年(1186年)に源頼朝より豊前の地頭職に任じられた宇都宮大和守信房が入り、居城としました。その後、宇都宮氏は城井氏を称しました。その後、本城を城井谷の大平城に移し、この城は支城となり、応永年間(1394〜1428年)は城井播磨守直房が城主と伝わります。天正十六年(1588年)に黒田氏に攻められ一族滅亡したとされます。

神社鳥居から         城跡遠景         県道沿いから
  

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