丹後 大森城



ファイルNo4220


            堀切            

@ おおもりじょう 
  別名  

A住所:京丹後市網野町木津
    旧:竹野郡網野町

B目標地点:夕日ケ浦木津温泉駅
C形式:山城  D比高:40m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切・堅堀・土塁
G時代/人物:戦国期/松本氏
H満足度: 凸凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  8分

J撮影・訪問時期:2025年08月

  

道案内     ←城跡への林道入口

舞鶴若狭自動車道の綾部ジャンクションから京都縦貫道(宮津天橋立インタから無料区間・国道312号線になります。)の京丹後大宮インタを下り、左折し府道655号線に入ります。約2.5km先の酒戸古の信号で右折し国道312号線に入ります。約16km先、峰山町の長岡大橋でで左折し国道312号線をそのまま進みます。(右折は国道482号線です。) 約800m先の長岡の信号で右折し府道17号線に入ります。約10km先、網野橋の信号で左折し国道178号線に入ります。約7km先左手奥が夕日ケ浦木津駅で、ここから100m先左手が道の駅・食堂・コンビニのあるエリアです。この施設を越えてすぐの信号を左折します。約50mで宮津線の踏切でこれを越えて、右手方向の道を約150m進むと、逆Vで左折し登って行く林道がありますのでここに入ります。約500mほど登った左手上が城跡ですが車が停められません。さらに約200mほど進むと右手路肩が広くなっていて車が三台ほど停められるスペースがあります。ここに車を停めて戻るように坂を下り、登れそうなところから登ると三重堀切の真ん中で出ました。

訪城備忘録

夕日ケ浦木津駅の裏手の丘陵にある城跡です。道案内の通り、林道を進めば城跡横まで行けます。但し、道が狭いので駐車には注意してください。

林道から尾根に登るのは5mほどですが、岩場だったりして足のかけるとこが無かったです。木につかまりながら登ると三重堀切の真ん中の堀切に出ました。主郭下の堀切、真ん中の堀切は深く、ダイナミックです。見応え十分な堀切でした。真ん中の堀切を東側に下りると麓まで続いてるような大きな塹壕の道がありました。同様に尾根側三本目の堀切の西側にも塹壕の道が林道近くまでありました。これは鉄塔用の監視道跡は畑への道なんでしょうけど、しっかり掘られていて元々堅堀があったとも思われます。尾根側三本目の堀切は尾根道から見るとやや小さいですが、東側斜面から見上げるとしっかりとした堀切でした。

主要部は相当に広いという印象です。尾根上に南北に長いんですが幅もあります。北側は少し高くなっていて、これが主郭ということでしょう。主郭北側の西側端に低い土塁がありました。逆の東側はスロープ状に下がる道があり、主郭東側下に帯郭状通路と繋がってます。(これって後世の造作かな?) さらに主郭北側下の郭に廻り込めます。北下の郭は主郭西下の帯郭とも繋がります。

主要部北下は5mほど下になりますが、なんか一本土塁が見えますが遺構かな?? すいません、下りませんでした。この土塁はその先の果樹園から入れそうですが車が停められないので入りませんでした。^^;

非常にしっかり残る三重堀切に驚きの城跡でした。小さな城域の城ですが、いっかりした三重堀切は価値があります。

歴史
車の駐車スペース

詳細不明です。城主として松本内蔵助の名があるようです。


尾根側堀切
主郭側堀切
  
真ん中の堀切
真ん中の堀切
真ん中の堀切
真ん中の堀切の東下から北下へ続く塹壕道
尾根側の堀切を東斜面から
主郭側の堀切と真ん中の堀切を見る
真ん中の堀切と尾根側の堀切を見る 
真ん中の堀切と主郭側の堀切を見る
主郭側堀切 
主郭側堀切から落ちる堅堀
主要部
主要部
主郭
主郭西側土塁
主郭西側土塁
主郭東側下へのスロープ道
主郭東側下
主郭東側下
主郭北下郭
北下郭から主郭切岸
北下の土塁を見る(わかりにくいです。)
北下の土塁を見る(わかりにくいです。)
尾根側堀切を尾根道から
尾根道から西下に落ちる塹壕道
尾根道から西下に落ちる塹壕道
真ん中の堀切下の林道地点

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