丹波 経ケ端城



ファイルNo4206


               堀切(今は道)             

@ きょうがはなじょう 
  別名  

A住所:福知山市三和町上川合
    旧:天田郡三和町

B目標地点:
C形式:丘城  D比高:30m 
E現況:山林・公園

F遺構等:郭・堀切・土塁・石積み・説明板
G時代/人物:戦国期/樋口氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  8分

J撮影・訪問時期:2025年07月

  

道案内 ←城跡   ←登り口

京都縦貫道の京丹波みずほインタを下り、左折し国道173号線に入ります。約15km先、川合口バス停付近で斜め右に入り、約300m先で左折し府道59号線に入ります。約2km先、右手上、旧川合小学校(2015年廃校)の前で反対側に左折し府道521号線に入り、すぐの川合川を渡ります。 道なりに約400m先を左折し約100m先を右折し、麓の小道を進みます。約200m先に案内板があり、ここから登ります。 車は説明板のところまでは入れません。府道から曲がった道の邪魔にならないところに停めてください。また、最後の小道の入口の民家に土佐犬がいますが、暴れるように吠えますのでびっくりしないように。(笑)

訪城備忘録

麓の説明板のところから登ります。尾根まで登ると大きな切通し状の道になり、往時は堀切だったものです。右手に登ると左からすぐに主郭に入れますが、右手には土塁を伴う堀切があります。(訪城には草木に埋もれ見えにくかったで。) その先に砲台のごとくに盛り上がる土壇があります。城域のど真ん中であり、櫓台?とは少し違う感じがします。主郭には南東側に石積み痕跡があり、西端に土塁があります。また、南西側に「虎口」の標識、その下、獣除けフェンスに「竪土塁」の標識がありますがよくわかりません。 主郭内に茅葺の東屋が建ってますがほぼ倒壊しています。平成三年(1991年)、助成を受けて整備されたようですが、維持の難しさという事なんでしょうね。

登城口の説明板
歴史

築城時期等は不明のようです。天正年間(1573〜92年)初期に樋口対馬守の居城とされるようです。樋口氏はのちに細見辻城に移り、空き城になったこの城に黒井城、赤井直正の遺臣の西山蟻之介が入り明智光秀に抵抗しましたが<天正七年(1579年)?>、討死したと伝わるようです。

石積み    土塁
現地説明板より
城跡よりの眺望(正面は旧川合小)
城跡
  
堀切(今は道)
主郭
石積み
土壇東下堀切の土塁
土壇東下堀切
主郭の東にある土壇
主郭と背後は土壇
倒壊した茅葺の東屋
主郭西端の土塁
主郭南側虎口を下から

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