丹後 中田城



ファイルNo3694

           三重堀切の尾根側の堀切 

@ なかだじょう 
  別名  

A住所:舞鶴市中田〜川辺中
B目標地点:配水所
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切
G時代/人物:期/氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  30分

J撮影・訪問時期:2020年12月

  

道案内 ←登り口  ←城跡

舞鶴若狭自動車道の舞鶴東インタを下り、舞鶴東ICの信号を右折し府道28号線に入ります。約3.2km先の小倉の信号で右折し国道27号線に入ります。約1km先、鹿原の信号で左折し府道722号線に入ります。約4km先の朝来中の信号で府道は斜め右ですが、斜め左に行きます。約1.6km先の信号で右折し、またすぐを左折します。約2km先の大波下の信号で右折し府道21号線に入ります。 約1.6km先の左手が舞鶴引揚記念館で、さらに約1.2km先が中田の信号で、斜め左上の山が城跡です。中田の信号を直進し約300m先の左に配水所(ポンプ施設?)があり、これの手前左手にフェンスの入口があります。配水所の裏手山麓には墓地があって、この墓地の裏手の斜面をやや斜め左に直登していきます。左に平行移動距離で150mほど移動したところが支尾根筋になります。この支尾根筋を山頂に向かって登って行くと尾根先端が中田城、山頂部が柿安城になります。帰りに支尾根筋をどんどん下りて行くと比高で15mのところで尾根先端になりその先と南側は崖になり下りられません。尾根の左手斜面を慎重に下りながら降り口を探します。工場の裏手斜面を横移動で通過し、工場(梅〇工業)の先、配水所との中間点くらいに降り口がありました。 上りも下りもけっこうきつかったです。道はありませんので訪城される方は自己責任でお願い致します。

訪城備忘録

登り口からわりときつい斜面を斜め左手方向に向かって登って行きます。山頂から延びる尾根のさらに麓に向かって延びる尾根に到達したら山頂に向かって登ります。主尾根先端(中田城城域)下にもしかしたら3条、なんとか今確認できるのは2条の土橋付堀切があります。(ありますというかそんな風に見えます) ここを越えると中田城主要部下の平坦地に到達します。L状の郭で南側に木々の間から舞鶴湾が見えます。最後の切岸を登ると主郭手前の郭です。なかなか平坦度もあります。一段高いところが主郭で、山頂側へ細長い郭が二段ほど続き、最後は明瞭な切岸のある主要部端の郭になります。この郭下に三重堀切があります。上から見ると三重がほとんわかりませんが、横から見ると特に真ん中と尾根側の堀切が高さ、幅もあり大変明瞭です。これはいいものを見たちゅう感じですね。三重堀切を越えるとまた斜面になり比高で50mほど登ると柿安城に至ります。

歴史

詳細不明です。一説には赤野氏の城とも言われるようです。

三重堀切の真ん中の堀切
城跡遠望     城跡麓から舞鶴湾
地理院地図を加工 危険なため掲載します。
舞鶴湾
  
支尾根上の薄い堀切@
支尾根上の薄い堀切A
尾根先端下の郭    尾根先端下の切岸
尾根先端郭から主郭の切岸
主郭切岸    段郭切岸
三重堀切の郭側堀切
三重堀切の真ん中の堀切
三重堀切の尾根側堀切
三重堀切の尾根側堀切を二つ目の堀切との土壇から見た
柿安城 3694B 

A住所:舞鶴市中田・赤野・川辺中
C形式:山城  D比高:150m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀切 J撮影・訪問時期:2020年12月

中田城背後尾根を比高で50mほど直登します。主郭手前に本当に薄い堀切と土橋が残ります。主郭は狭く三角形形状です。その北尾根に細長い平坦地が続き、その先に一段上がった郭状があります。遺構的には乏しく、中田城に比べ古い形の城跡に感じます。同時期の城ではないような気はします。歴史的には詳細不明のようです。

主郭手前の薄い堀切    薄い堀切
主郭        尾根側平坦地(段郭?)
主郭反対側の土壇   尾根鞍部の紅葉

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