丹波 東掛城



ファイルNo3496


                東の堀切            

@ とうげじょう 
  別名  

A住所:亀岡市東別院町東掛〜南掛
B目標地点:甘露寺
C形式:山城  D比高:180m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀切・竪堀
G時代/人物:戦国期/赤沢氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  30分

J撮影・訪問時期:2018年12月

  

道案内 

京都縦貫道の亀岡インタを下り、国道423号線を池田方面に進みます。2.5km先で左折し府道407号線に入ります。約12km先、東掛の信号で右折し府道46号線に入ります。約1km先で右折し府道733号線に入ります。約1km先の甘露寺前のバス停付近で逆Vに右折します。約400m先中腹が甘露寺です。甘露寺には駐車場もありますが、お借りする場合はご住職に告げて行くことをお勧めします。甘露寺までの道沿いに広くなっているところもあり、駐車可能ですが同様にお寺に一言かけたほうがよろしいと思います。
 
訪城備忘録

甘露寺を正面に見て左手の支尾根斜面には墓地が段々状に続きます。これを登っていき、最後の歴代住職様の墓地を右手から越えると最初の尾根まで直登になります。直登ではありますが、比高で50mくらいかな、さほどきついとは感じません。尾根まで登ったら左手に行きます。(だた、登った地点をテープなどで印を複数個所つけておいてください。帰りに下り場所を見失うと完全に迷います。)最初の尾根は倒木が多く、複数の倒木が完全に尾根を塞いでいるところもあります。少し進むと右手斜面に登ります。浅い堀切を越えると東の郭です。ある資料を見るとこの浅い堀切と東の郭は描かれてませんでした。その先斜面を登ると大きな堀切に至ります。この堀切は明瞭で深いです。さらにその先に横堀の感じの堀があって、斜面を登ると主郭になります。主郭は卵型の感じで東に土塁の痕跡があります。ここは神社があったようで南から参道の道があったようですが、今は荒廃して使えないようです。主郭には「白王龍王」よ刻まれた石碑と鳥居があります。西側には二の郭、その下に堀切があり、その先は三の郭ですが、三の郭は不明瞭です。正直な所、堀切以外はすこしわかりにくい城跡でした。

歴史

穴太城(長谷山城)の赤沢加賀守義政の城と言われてます。その後、石田氏の城になったとされます。(東掛館は石田氏の居館と言われます。)

西側堀切
地理院地図より(加工)
  
最初の尾根上
城域に向かう尾根    東の郭手前の浅い堀切
東の郭
主要部へ
東の堀切
堀状       主郭
主郭手前堀状
主郭下帯郭
二の郭    主要部西下
主郭土塁
西側堀切

近くの城・関連の城:穴太城