丹波  栗城



ファイルNo3009

      長い竪堀

@ くりじょう 
  別名 一尾城 

A住所:綾部市栗町
B目標地点:高台寺
C形式:山城  D比高:100m 
E現況:山林

F遺構等:
G時代/人物:戦国期/大槻氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  20分

J撮影・訪問時期:2015年09月

  

道案内 

舞鶴若狭自動車道の綾部インタを下り、府道77号線を右折し南下します。約1.6km先、由良川にかかる白根橋手前の信号で右折し府道74号線に入ります。約4.5km先を右折します。(ここから1.1km先が栗町の信号) 200m先右手が大川神社で、そこから道なりに400m先の右手の高台が高台寺です。

訪城備忘録

城跡は高台寺の裏山にあたります。高台寺のある栗の集落は道が狭く車は停めにくいです。集落の東端にある大川神社に停めて向かいました。神社から300m先の集落途中で右に折れ山に向かいます。水道施設のところから登ります。尾根上に城跡が展開していますがひどい藪で遺構が見にくいです。南側斜面の長い竪堀と西側端の堀切がやや明瞭ですが、東端郭(主郭?)の北側にある畝状竪堀はよくわかりませんでした。藪がなければ遺構的にはいい城やと思うんですけどね。

城跡遠望
歴史

築城時期は定かではないですが、永禄元年(1558年)に大槻佐渡守時春が築城したとされます。永禄三年(1560年)、若狭高浜の逸見駿河守宗近に攻められましたが、逆に宗近が討死、撃退したとされます。その後、大槻民部丞が城主であったようですが、城史は定かではないようです。

堀切
  
屋敷跡         屋敷跡の横堀
長い竪堀
郭と切岸

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