山城   岩倉上蔵城



ファイルNo2944


          主郭と土塁
@ いわくらあぐらじょう 
  別名 

A住所:京都市左京区岩倉上蔵町
B目標地点:不動の滝
C形式:山城  D比高:150m 
E現況:山林
F遺構等:郭・土塁・堀・竪堀
G時代/人物:室町期/山本氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  不動の滝前から20分

J撮影・訪問時期:2015年02月


  

道案内    

京都市内から国道367号線あるいは白川通りで大原方面に進みます。 国道と白川通りが立体交差で合流した先の花園橋の信号は直進で府道105号線に入ります。右折は国道367号線で大原へ向かう道です。1.7km先のY字で府道は左手です。さらに、1。3km先の信号で府道105号線は右折で、右折します。700m先で府道は左折で、ここを左折します。600m先の正面が実相院ですが、手前100mの十字路で右折し、100m先で左折します。ここから乗用車もすれ違いにくい道を300m進みます。一番奥まで入ると右手北山病院、左手が不動の滝です。不動の滝の前に病院とは別の駐車スペースが三台分ほどあります。この不動の滝と「いずみ」病棟の間から山に入りやや左手に登っていくとうっすらとつづら道があり、これを登って行きます。 (地図で観ると不動の滝の横の閼伽井(観音水)と病院の間から山に入ると左周りで山に登っていき、城跡の背後の堀切のところに出そうです。ただ、私は歩いていませんのであしからず。)


訪城備忘録

実相院周辺には有料駐車場も100円パーキングもないし、実相院の駐車場に停めて、他へ行こうとすると怒られるので、車でこの辺へ行くのは難儀します。 しかし、不動の滝前は3台ほど駐車できるので、シーズンでなければ穴場かもしれません。 老人養護施設いずみと不動の滝の間を通り、山に取り付きます。尾根先端に登ると北側の段郭群らしき平場の段が続きます。主要部は頂部を主郭に西へ尾根上に削平地が数段あります。 主郭の西側には低いですが三日月状に土塁が残り、その下二の郭に続いて南の郭がありますが、二の郭と南の郭の境目は浅い堀が残り、竪堀が落ちてました。南の廓は大変広く、幅もあります。南の郭の端は堀切状にはなっています。ここは病院奥からの小道がここにつながっているのかもしれません。 遺構は残っているとは言えますが、城は風化が進んだのか土塁は低く、堀も浅くしかなく、切岸もなだらかという状況で、藪化しており、見通しもあまりよくはありません。 ところで、城の南側をさらに進むとやや登りになり、左手へ進むとピークは広い平場になり、また、斜面には深い竪堀状の筋が何本かあるのですが、双方とも自然地形なんでしょうねぇ。右手に進むと、少し登ると右手に屋敷跡のような削平地と周囲に明瞭な土塁が廻っている場所があります。さらに進むと「岩倉具視公避匿所」という碑が建っていました。ふもとの旧宅ではなく、最初はここに隠れたんでしょうかねぇ。詳細は調べてないので・・・。

主郭
歴史

この地域に勢力のあった山本氏の城とされますが、詳細は不明です。

山本氏は源新羅三郎義光の系統とされ、近江で山本と名乗って、室町中期に京都岩倉の地を足利将軍から拝領して小倉山城などを築城してこの地に勢力をもったようです。

竪堀              城跡背後の浅い堀切
段郭
広い南の郭           二の郭と南の郭の間の薄い空堀
  
山中にある岩倉具視公避匿所の碑       城跡後方の堀     
碑の下の平坦地と土塁
実相院山門                   岩倉具視幽棲旧宅
岩倉具視幽棲旧宅母屋
主郭と土塁

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