丹波 / 法貴山城



ファイルNo1851

二重の横堀が巡る山城

                          横堀  

@ ほうきやまじょう 
  別名 

A住所:亀岡市曽我部町法貴
B目標地点:明智の戻り岩
C形式:山城  D比高:戻り岩から160m 
          麓からの比高は400m
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀・竪堀・堀切
G時代/人物:室町期/酒井氏
H満足度: 凸凸+
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  戻り岩の案内標識から30分

J撮影・訪問時期:2008年04月

  

道案内 ←城跡  ←登り口

京都縦貫道の亀岡インタを下り、国道423号線を池田方面に進みます。5km先で法貴の峠を登ります。登りきると小さな橋を越えると右手に「明智の戻り岩」の案内標識があります。ここに2台程度の駐車スペースがあり、この標識の左手から登ります。

訪城備忘録

戻り岩の案内標識では、右手に下りていくと明智の戻り岩があります。左手すぐに山中に入ります。わりと緩やかな斜面を斜め左方向にいったん登り、ここから右手の急斜面を支尾根先端まで登ります。この支尾根も急斜面ですが、この尾根をひたすら登って行き、山頂を目指します。途中、支尾根を切断した堀切状の箇所がありますが、堀切というより、城道の一部のように見え、周囲には小郭のような平坦地、虎口(木戸)風の地形になっています。主尾根に登ったら左手方向に進むと、東側の横堀先端に致します。この城は長方形の主郭に、主郭中央に高い仕切土塁があり、主郭西半分周囲には土塁が巡ります。主郭北側は断崖で、その他の三方には横堀が巡ります。この横堀は南側で分岐し二重横堀になってます。南側の主郭下横堀には虎口があり、これら堀は堀底道として使われていた感じがします。西側の横堀の先に郭があり、その先に堀切があります。堀切は南斜面に竪堀として落ちていました。帰りは、わりと斜面がゆるいこの竪堀から下りてみましたが、これが間違いでした。沢にどんどん下りて行き、とうとう前面が藪になってしまいました。山中を斜面沿いに越えて行き、なんとか元の登った斜面側に抜けられましたが、このルートはお勧めできないです。この城、思ったより主郭の大きな城で、めずらしい主郭の仕切土塁と二重横堀が見れますので、なかなかの城です。

主郭
歴史

天文年間末期頃(〜1554年)に酒井孫左衛門が居城したとされます。天正年間(1573年〜)には酒井氏は明智氏に従い、天正十年(1582年)の山崎の戦いで討死したとされます。酒井氏の居館は法貴地区の慈雲寺の西側にあったようです。

主郭の仕切土塁     南側横堀
東側横堀
南側横堀
  
明智の戻り岩

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