山城/ 岩本城



ファイルNo1789

街道監視の城

     主郭土塁 

@ いわもとじょう 
  別名 

A住所:綴喜郡宇治田原町岩山山下
B目標地点:
C形式:山城  D比高:65m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・堀・碑・説明板
G時代/人物:南北朝期/−−−
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  国道沿い山下集落より10分

J撮影・訪問時期:2007年10月

  

道案内 

宇治市の宇治橋西詰の信号から府道3号線に入り、平等院横を越え、宇治川沿いを進み、7Km先の宵待橋で右折し府道62号線に入ります。3Km先の信号で巣道は右折し、300m先の信号で左折し、国道307号線に入ります。2.8Km先(府道783号線との分岐の信号より500m手前)で右折します。左手が山下集落で、この背後の山が城跡です。
 
訪城備忘録

山下集落の中を登ります。集落裏手の山すその道で、倉庫と畑の間に細い道があり、ここに入ります。草が多くて少し不安ですが、山に入ると下草も無くなり、木の階段が付いた山道が続きます。山頂手前の左手に尾根が延びていて、削平されています。城の一部なのか判断てきかねますが、下から攻めてくる敵に備えるにはいい場所です。すぐに主要部の虎口に至ります。主郭の南北に腰郭があり結構幅もあります。主郭はネットが張ってあって入るな?ということなのか?ただ、ネットいたるところが破れてましたので、入らせていただきました。「建武役岩本城跡」という碑と「京都三宅安兵衛遺志碑」の二つの碑が立ちます。三宅氏が立てられた碑のようです。主郭は40mの円状で、碑の後ろに説明板、再奥に三日月状に土塁が残っていました。主郭東側下には林道の工事なんだろうか大きく工事の跡があります。主郭北側下は堀状の雰囲気もありますが斜面に沿っています。その北側に削平地もありました。

城址碑と説明板
歴史

建武と刻まれているので、後醍醐天皇方の南朝系の城のようですが、詳細は不明です。

主要部虎口       主郭南腰郭
主郭北側(堀状)     尾根削平地
  
   登城口       国道より城跡遠望

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