丹波/ 藁無城



ファイルNo1783

     堀切  

@ わらなしじょう 
  別名 

A住所:南丹市園部町船岡
     旧:船井郡園部町
B目標地点:林松寺

C形式:山城  D比高:120m 
E現況:山林

F遺構等:郭・土塁・石垣?・堀切
G時代/人物:室町期/内藤氏
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  松林寺より20分

J撮影・訪問時期:2007年11月

  

道案内 
  
京都縦貫自動車道の園部インタを下り、左折して、府道19号線に入ります。1.4Km先の林松寺の標識で左折します。道なりに左手方向に進み、小さな川を渡って右折し、川沿いを200mほど行った先が林松寺です。寺から登るところは無いようで、隣の神社の右手、城山と隣の山の間の谷に道があり、ここに入って、少し進むと砂防ダムがあり、このそばに電力会社の管理用の「37」標識があり、ここを下り、沢を渡ります。山の中腹に鉄塔が立っており、ここを目指します。電力会社の管理用の道を登ります。つづら折の細い道で、途中見失うことがあるかもしれません。黒い杭の階段が付いていますので、注意して登ってください。中腹の鉄塔から尾根先端にさらに進むと城跡です。
   
訪城備忘録

管理道路を登って行くと尾根に至ります。左に行くとすぐに鉄塔です。この先へさらに登ります。城域手前に大きな堀切があります。これを越えると細長い尾根に段郭が2段ほどあります。その先に長方形状の段があり、櫓台なんやろか? でも尾根の端じゃなく、中央にあります。この先に尾根中央に渡り廊下風に土塁が先端の郭まで続いています。基壇には石垣の痕跡風の石が散乱していますが、明瞭ではありません。結局、明瞭な遺構は最初の堀切だけのようです。

石垣痕跡?
歴史

八木城内藤氏の支城であったようです。天正七年(1579年)に明智光秀に攻められ落城したようです。

   尾根城域の始まり       郭と郭を繋ぐような土橋風土塁
主郭周囲        堀切
  
林松寺と城跡遠景       林松寺  

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