越中 高嶺城



ファイルNo4023


             空堀               

@ たかみねじょう 
  別名  

A住所:富山市八尾町高峯
    旧:婦負郡八尾町

B目標地点:高峯の棚田
C形式:山城  D比高:50m 
E現況:山林

F遺構等:郭・堀・土塁
G時代/人物:戦国期/神保氏?
H満足度: 凸凸
I最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間:
  林道登城口から15分

J撮影・訪問時期:2024年03月

  

道案内 

富山市内よりは国道359号線を婦中・砺波方面に向かい婦中町長沢の長沢西の信号で国道472号線に左折します。(北陸自動車道富山西インタからだと県道41号線を南下、途中から県道31号線に変わり、インタから約4km先が長沢西の信号で直進して国道472号線に入ります。) 約9Km先の福島三の信号でさらに約6km先(八尾町の中心部を越えます)で右折します。(角に高峰の棚田の標識有) 約100m先を右折し、山の方、林道に入ります。約500m先に上に水路があるゲート、手前左手に浄水施設と木の階段があり、ここが登城口です。階段を登ると水路沿いを約200m行くと水路に小さな石橋がありここを越えて上の林道までよじ登ります。林道をされに左手に約300mほど行くと伐採後の広い空間に出ます。ここの手前で小さな水路を越えて斜め左奥に入ると城跡です。
 
訪城備忘録

水路の小さな橋から上の尾根に登るとダート道の林道に出ます。この林道城跡周辺に数本作られていて、重機の跡が城跡の郭内にもあります。ですから郭面は一部破壊された所もあると思われます。しかし、東端の櫓台土塁、郭の東端沿い、北端沿いの低土塁は残っていると言える感じです。基本は長方形状の単郭の城という感じです。広さは結構あります。

この郭面の北端の西側に虎口形状があり、そこには坂土橋状の通路がありました。この北面下に長く横堀が続きます。北東側は折れもあって横矢の意識もあるようには見えます。この横堀は期待をしていなかったので驚きさえありました。

城史不明の城ですが、横堀の発達など見ると戦国後期の陣城という感じですかね。

林道から城跡遠望
歴史

詳細不明。 神保氏系の城とはされるようです。

八尾・山田周辺には、大道城をはじめ、この城、下笹原砦、小島城など、上杉氏侵攻に備えた神保氏系の城がいくつかあります。

櫓台土塁    坂土橋
城跡遠景
集落からの眺望
@この階段を上る      道順      A水路の橋を渡る
B上の林道を進む      道順    C林道から城跡遠望
  
主郭内
櫓台土塁
主郭北側低土塁
坂土橋
坂土橋そば空堀
城跡下の林道から空堀と主郭切岸を見る
空堀
空堀
折れのある空堀(北東側)
空堀
空堀
主郭
主郭
高峯の棚田(日本棚田100選)

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