越中／ 木船城



ﾌｧｲﾙＮｏ００６６

天正の大地震とその液状化現象で建物が破壊された城

　　　城址碑

①　きふねじょう　
　　別名　

②住所：高岡市福岡町木舟　
　　　旧：西砺波郡福岡町
③目標地点：能越自動車道福岡インタ　
④形式：平城　　⑤比高：－－ｍ　
⑥現況：田・公園　
⑦遺構等：土塁・石碑・説明板　
⑧時代／人物：南北朝期～戦国期／石黒氏～前田氏
 ⑨満足度： 凸＋
⑩最寄の駐車位置からの主郭までの所要時間：
 　　１分

⑪撮影・訪問時期：２０００年３月

　　
郭

【道案内】　

能越自動車道福岡インタを下りるとすぐの信号が木船です。これを左折し、しばらく進むと右側にあります。



【訪城備忘録】

周りは田んぼで城跡のところが若干高くなっています。この微高地の端は、さらに少し高まっていて土塁跡でしょうか。また、周囲の水田は堀跡ということになるのでしょうか？　いずれにしても明瞭な遺構とは言えません。

【歴史】

寿永三年（１１８４年）石黒太郎光弘にて築城され、その後、石黒氏の累代の居城となりました。天正九年（１５８１年）石黒成綱は信長に謀殺され、佐々成政の持城となります。天正十三年　前田利家は弟の前田秀次を木船城に入れるも、１０月の大地震で城主夫婦共々城は全壊しました。天正十五年（１５８９年）に秀次の子の利次が今石動城を築き移り、木船城は廃城となりました。
　　
土塁痕跡
　　
　　

近くの城・関連の城：今石動城　赤丸城